こんにちは、HIGH-STARS個別指導学院 大和校です!
勉強に部活に精力的に打ち込める夏休みがついに終わってしまいましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
受験生のみなさんはそれぞれの目指している進路に向けて頑張ってたことと思います。「受験なんてまだまだ先」と思っている高1,2生の皆さんはどうでしたか?いざ考える時にリサーチ不足とならないために、今のうちから自分の進路について考えていきましょう!
大学入試は大きく分けて、
・一般選抜(一般入試)
・学校推薦型選抜(公募・指定校推薦)
・総合型選抜(AO入試 )
の三つの選抜方法(入試形式)があります。
近年改称されたため( )内の呼称の方がまだなじみ深いかもしれませんね!
今回はこの中でも学校推薦型選抜ついて簡単に説明していきます。
学校推薦型選抜は、指定校制と公募制の2種類に分かれていますが、基本的にはどちらも受験生の意欲や個性を評価する選抜方法です。
指定校制 | 公募制 |
大学に指定された高校のみが出願できる選抜方法 | 全国の高校生が対象の選抜方法 |
募集人員は少ないけれど、出願さえできたら合格率は高い | 大学ごとに出願資格が異なっている。出身学校の校長から推薦された生徒が受験可能 |
学校内の選抜を通ることが肝心 | 倍率が高いことが多く、出願できたからと言って合格できるとは限らない |
合格したら必ず入学しなければいけない、入学後に一般選抜との学力差に悩む場合がある | 一般受験と併願する場合は受験対策の負担が増える、一般選抜と比較すると対策が難しい |
どちらも多くの場合は出願するために評定平均の基準を満たさなければなりません。
※評定平均とは……高1から高3の1学期までのすべての成績(5段階)の平均値です(小数点以下第2位で四捨五入)。
当日の入学試験一発で合否が決定してしまう一般選抜と比べてあくまでも学校の成績が大切なので、「学校の授業に意欲的」、「決められた単元をテストに向けてじっくりやりたい」というタイプにはこちらがおすすめ!!
ほかにも合否を決める評価基準として、小論文、口頭試問、資格・検定、共通テストの成績、独自の学科試験の成績、面接などのうち少なくとも一つを行うことが定められているため、志望大学ではどのような審査方法が用いられるのかもチェックが必要です。
各大学によって求めている人材が異なるため、小論文や面接で何を述べたらよいのか?の事前調査も大切ですね。
高3の冬まで出願校を悩める一般選抜とは異なり、指定校制・公募制どちらも事前準備が重要です。そのため遅くとも高2の夏までにはお目当ての志望大学を見つけられるように、機会があったら色々な大学について調べてみたり、オープンキャンパスに行ってみましょう!
※学校推薦型選抜(特に公募型)は一般選抜に比べて早く合否がわかりますが、万が一不合格だった場合は既に一般選抜の試験シーズンです。学校推薦型選抜一本に絞るのは避け、併願大をしっかり考えたうえで受験スケジュールを立てておきましょう。