こんにちは、HIGH-STARS個別指導学院大和校です!
以前共通テストについての解説をしていきましたが、皆さんは『共通テスト利用』という言葉を聞いたことあるでしょうか?
共通テスト利用とは、正式名称を『大学入学共通テスト利用方式』と言い、共通テストを受験して得た結果で合否判定を行う受験方式です。
一般入試とは違い大学ごとの試験を受けることなく入学することもできるため、共通テスト利用を使おうかと思っている方もたくさんいるかと思います。
ただ以前のブログでも紹介しましたが、共通テスト利用を使う上で注意しておきたいことがいくつかあります。安易に共通テスト利用を考えるのではなく、こちらをチェックしてからよく考えてみましょうね。
共通テスト利用で注意すること
・一般入試に比べて募集人数が少ないため、倍率が高くなりやすい。
・上の大学から滑り止めで降りてくる人も多いため、同じ大学の一般入試に比べて厳しい。
・上記から合格に必要な点数が高くなっており、基本的に志望している大学よりもランクが下がることが多い。
・出願締め切りが共通テスト受験日よりも前の学校もある(結果を見ての出願ができない)。
などのデメリットがあります。
ただデメリットだけでなく、共通テストの結果だけで複数の大学を受験できるため、対策が容易である。という考え方もあります。
各大学の一般入試への対策を行う必要がなくなるため、共通テスト受験が必須の国公立大学志望者は共通テスト利用を使って私立と併願することも多いですね。
このようにメリット・デメリットがそれぞれありますが、出願時期がせまってきたら
今の自分の学力で共通テスト利用をする意味があるのか?
ということをしっかり意識して受験方式を考えていきましょう。