短期記憶にご用心!


いよいよ入試、学年末テストが迫ってきています。皆さんの今後に関わる大切な試験ですね。

きっと年が明ける頃には受験生の皆は入試の過去問をたくさん解いていることでしょう。ではそれまでは何をしたらいいですかね?積み重ねの科目である数学や英語なんかは当然基礎が大切なのですが、膨大な範囲を学んできた社会科の勉強って何から始めたらいいのかちょっと難しいですよね。

今までの定期テストでは、取り敢えず試験の直前に詰め込めば大丈夫だった!という人もたくさんいるのではないでしょうか?そんな力技が通用するのは中学生の中間や期末テストまでです。

学年末テストや入学試験なんかは、これまでに学習したすべての単元が範囲として含まれています。「でも全部の範囲を見直していくなんて結構大変だし、なんとなく覚えているところもあるし……。」と思いませんか?


そこで大切なのは『以前テスト前に詰め込んだことを今も覚えているのか』をまず確認することです。

以前配布されたハイスタ通信に【テスト解きっぱなしになってないですか?】ということが書かれていたかと思います。あれは自分のテストを分析せよ!というものでしたが、今こそ、その解きっぱなしにしているテストの活用の時です!

おそらく解き直してみると、皆さん点数が下がってしまうかと思います。社会は数学などの様な、積み重ねた今までの知識を活用していく科目とは違います。以前学習した単元の知識を中々使わず、かつ復習する機会を学校では作ってもらえない科目です。ここでもし、以前と同じ点だった!以前よりもいい点だった!となった人は凄いです!しっかり学習した知識を長期記憶にする事ができていますね。

全然とけなかったよ~という人は、きっとその場限りの短期記憶になってしまっていたのでしょう。ではまずその忘れてしまっていた語句を書き出しておきましょう。


学校の定期テストに出てくる語句はその単元の基礎的な語句であることが多いです!そのためまずは基本の語句を長期記憶へ、その後にその周辺知識を抑えるようにしていきましょう!1,2年生はまず目先の学年末へ向けて、自分の学年で学んだ単元を確認していくことが優先です。特に地理については一学期にやったことをちゃんと覚えられているのか?を入念にチェックしてください。

余裕があったら一つ下の学年で学習したことも確認してみましょう。今のうちから復習する癖をつけておけば受験が迫ってきても慌てることがなくなります。


受験生は記憶が古くなっている下の学年のテストから先に解き直しましょう。

今の時期に一度1,2年生の範囲を確認しておくことで、受験直前に自分が何に力を入れたら良いのかが明確になります!

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